【北出正之】さんの逝去を悼み、思い出を・・・

2021年12月01日 【北出正之】さんの逝去を悼み、思い出を・・・

三重の祭りと民俗行事アーカイブス 写真集「祭時記」を今年の6月に出版された【北出正之】さん。

三重の祭りと民俗行事アーカイブス 写真集「祭時記」 北出正之

三重の祭りと民俗行事アーカイブス 写真集「祭時記」 北出正之

 

11月17日、友人から北出さんが逝去されたと一報が入った。

それは事実だと頭では理解していても、信じたくない思いがいっぱいで、何とも気持ちを整理できない日々が続いていた。

 

昨日、NAGI最新号のページを開き

三重を刺激する大人のローカル誌 NAGI 凪 Vol.87 2021冬

三重を刺激する大人のローカル誌 NAGI 凪 Vol.87 2021冬

 

最後まで読み進めると、発行人である吉川さんが書かれた次の文章が目に留まった。

三重を刺激する大人のローカル誌 NAGI 凪 Vol.87 2021冬

三重を刺激する大人のローカル誌 NAGI 凪 Vol.87 2021冬

 

アマチュア写真家の北出正之さんにもご来場いただいたが、(中略)
電話で話した一ヵ月後、新聞の訃報欄に彼の名前があった。
おそらく、一年しかもたないと自覚されていたのだろう。立派な成果を残して旅立たれた。合掌。(吉川)

 

この文章を読んだら、事実として受け入れるしかない。

 

そう思った私は、北出さんとの出会いを思い返していた。

あれは、2012年04月01日、九鬼岩倉神社(鳥羽市岩倉町)で斎行された鍬形祭だった。

【北出正之】さんの思い出(2012年04月01日)

【北出正之】さんの思い出(2012年04月01日)

 

私が拝観しながら撮影していると、頭にバンダナを巻いた男性も撮影していた。

人見知りな私なので、この時は会釈する程度で話かけることはなかったと思う。

そのバンダナの主が、北出正之さんだった。

 

【参考】

 

その後、祭りの現場で何度か顔を合わせたが、会話することはなかった。

ところが、2014年11月22日に行われた伊雜宮のお白石持ち行事でお会いした時、北出さんから

ブログを拝見しています。参考にさせていただいています。

と丁重なお言葉とともに名刺をいただいた。私は驚き、恐縮した。そして、この時から北出さんとのやり取りが始まった。

 

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

 

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

 

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

【北出正之】さんの思い出(2014年11月22日)

 

【参考】

 

北出さんからはさまざまな情報や刺激をいただくばかりで、私は何もお返しできていない。できなかった。

今、私にできることは、北出さんとの思い出をここにまとめて残すことくらいである。

 


なお、北出正之さんの実績はオフィシャルサイトにも残されている。ぜひともご覧ください。


 

 

服部勝行さんに続き、三重県の祭りを記録された偉大で重要な方が・・・ 残念。

 

( 合 掌 )

 

 

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